ジャニオタがEXILEを経由してジャニオタ(キスマイ)に戻ってきた話

このブログは一言でまとめるとタイトル通りです。ただの自己満で書いています。何が言いたかったの?と思われても責任は取れません。

 

私は中学時代、ジャニーズが大好きだった。しかし最初は推しがいたわけではなく、事務所推しだった。そんな私が推しを見つけたのがNEWSの結成だ。MステでNEWSニッポンを歌っている小山慶一郎に一目惚れしたのだ。そこから私のジャニオタ人生が始まったように思える。とはいえ、当時の私は田舎の中学生。コンサートはおろか、お小遣いも微々たるもので雑誌やCDなんかが買えるわけがない。ひたすらテレビを見て、パソコンで画像を探して、図書館でドル誌を読むという、金銭的には全く貢献していないお茶の間だ。こんな私をジャニオタといっていいのかわからないが、本当に大好きだったことは間違いない。

 

小山慶一郎を好きになったおかげで少クラやYa-Ya-yahを見るようになった。そこでさらに推しを見つけたのだ。赤西仁北山宏光である。この頃のKAT-TUNは本当に勢いがあり、なぜデビューしないのかとさえも思っていた。

 

3人が大好きだった私がなぜジャニーズを卒業したのか。決して嫌いになった訳では無い。高校に進学し、友達が変わると周りにジャニーズが好きな人がいなかったのだ。それに加え、部活と勉強が忙しくなったのだ。ジャニーズに関わる時間がどんどん減っていき、自然と離れていった。恋人という関係に例えるなら自然消滅だ。

 

そんな私がEXILEを好きになった理由。それはTAKAHIROが加入したからだ。EXILEは元々好きだったがメンバーの名前は知らない程度だった。EXILEを好きになってもテレビを見る、携帯で画像を探す、たまにアルバムを買うくらいだった。

 

私は大学に進学した。EXILEは相変わらず好きだった。そんな私に友達がEXILEのライブのチケットが余っていると譲ってくれたのだ。初めてのライブだ。すごくすごく楽しかった。すぐにFCに入会した。そしてEXILEの新メンバーに興味を持つようになったのだ。それまでは新メンバーなんていらないと思っていた。次のライブまでにはTAKAHIROよりも新メンバーのとある人が好きになっていたのだ(誰かはあえて伏せます)。グッズもたくさん買い、ライブやイベントに何回も行く。周りの友達には呆れられていたし、現実を見ろと言われていた(オタクにはよくあることだと思うが)。

 

みなさんもご存知だと思うが、EXILEはメンバーが変わる。それが本当に嫌だった。人が変わっても同じグループのように思えるが、同じグループではないのだ。それにEXILEメンバーは他のグループにも所属している。ジャニーズに例えるならNEWSと関ジャニ∞を掛け持ちしていた錦戸くんと内くんのようなものだ。現EXILEメンバーで他のグループに所属していないのはATSUSHIとTAKAHIROだけだが、2人ともソロで活動している。三代目やGENEの人気が出てくればそちらの活動が優先になり、EXILEとしての活動が少なくなるのだ。

 

先ほども書いたようにEXILEの新メンバーが好きだった。7人はEXILEに入る前、J Soul Brothersとして活動していた。それが5人と2人に分けられてしまい、5人はSECOND、2人は三代目になったのだ。私はSECONDが好きだったが、三代目のような勢いはなく、認知度も低い。活動も休止状態だった。放置されると浮気したくなるのが人間だ(違う人もいます)。もちろん浮気する気なんてなかった。ただ、気になる人ができてしまったのだ。

 

それがKis-My-Ft2二階堂高嗣だ。あれ?と思っている人もいるかもしれない。北山宏光が好きだったはず。書いてはいないが、二階堂高嗣にも惚れていた時期があったのだ。ジャニーズから離れたあとで、顔だけが好きだったので特にこれといった思い出もない。

 

再び二階堂高嗣が気になりだしたのは舞祭組の存在だ。かっこいいと思っていた人がブサイクと呼ばれているわけだから最初は複雑だった。ただ、曲はおもしろい。ジャニーズが歌うようなものではない(中居くんごめんなさい)。その曲を恥ずかしがったりせずに一生懸命歌って踊る彼に心を奪われたのだ。しかし、私も年齢が年齢なだけに今からジャニオタになってはまずいと思い、気持ちをセーブしていたのだ。

 

そんな時にUTAGE!の観覧に行った。舞祭組目当てではなく、E-girls目当てだ。そこで仕事人の彼らの姿を見たのだ。他の出演者が歌っている時も舞祭組にはカメラが1台ついている。気が抜けないのだ。他の出演者がトークしている時でもずっとマイクを持ち、いつでもトークに入れるように構えていた(4人全員ではない)。裏ではこんなに頑張っていたのかと仕事をしている姿に惚れた。

 

そこからキスマイが出るバラエティー番組を見るようになった。過去のものも見漁った。ますます二階堂高嗣が好きになった。そんな時に友達がキスマイのライブのチケットが余っていると声をかけてくれたのだ。私は迷った。行ったら完全にハマってしまうことはわかっていた。それにバラエティー番組は見ていたが、曲は有名なものしか知らない。しかし、一度でいいからジャニーズのライブに行ってみたいと思っていたこともあり、譲ってもらうことにしたのだ。とりあえずそのライブのアルバムを借りて曲を覚えた。EXILEの時は曲が好きというより、踊っている彼が好きという感じだったが、キスマイの曲は好きな曲が多かったのだ。そして藤北の圧倒的な歌唱力に惚れた(ニカちゃんにはあまりソロがなかった…)。

 

ジャニーズのライブといえばやっぱりうちわではないだろうか。とりあえずニカちゃんのうちわとペンライトだけ買った。しかし、うちわの使い方がよくわからなかった。ペンラも久しぶりだった(EXILEはペンラが禁止されている)。EXILEの時には入ったこともないような天井席だった。それでも最高に楽しかったのだ。次のライブにも行きたいと思った。EXILEとは違い、ジャニーズはFCに入っていないとチケットが取れないことを知っていた。初めてジャニーズのFCに入会したのだ。

 

それからキスマイの曲を聞くようになった。ニカちゃんの歌声にも惚れたのだ。EXILEは特典がよっぽど欲しいものでなければシングルは買ったことがない。アルバムを買えば全曲入っているからだ。しかし、キスマイはシングルのカップリングはアルバムには入らないことが多い。衝撃的だった。同じエイベックスなのに(EXILErhythm zoneというレーベルだが)。EXILEは特典を変えて同じCDを何枚も買わせてくる商法が嫌いだった(無制限のハイタッチ券やバクステやイベント参加券など)。全く同じCDを何枚も持っていてもしょうがないので、売る、あげる、捨てるしかないのだ。キスマイは特典というか形態が違う。全形態欲しくなってしまう商法なのだろう。驚いたのはLIVE DVDだ。EXILEは四形態で、DVD、Blu-rayで特典映像があるかないかという違いだけだ。特典映像付きを1枚買えば済むのだ。キスマイは三形態だが特典映像が違う(近年の話です)。本編は同じなのに。LIVE DVDはそんなに安いものではない。最初は酷い商法だと思っていたが、ハマればハマるほどもっと高くてもいいから特典映像を増やして欲しいとも思ってしまっている自分がいた。クソベックスと呼んでいたはずなのに、エイベックス様と感謝している自分もいた。

 

そんな私が恐れていたSECONDのツアーファイナル(オーラス)とキスマイのツアー初日の土日が被ったのだ。いつか日程が被る日が来るだろうとは思っていたが、ファイナルと初日だ。普通ならファイナルを取るだろうがキスマイの方が先に発表され申込みした後だったということもあり、キスマイを選んだ。後悔はしなかった。

 

今の私は完全にキスマイに気持ちがある。しかし、長年応援してきたEXILEを捨てることもできないのだ。EXILEに費やした時間とお金をかけると余計にだ。それに職場ではEXILEファンということは知られているが、ジャニオタということは言っていない。

 

これから自分の気持ちがどうなるかはわからない。EXILEは完全に卒業するのか、それともキスマイが浮気相手で終わるのか… こういう問題は多くの人に訪れるものだと思っている。掛け持ちしてる人はどちらかを選ばなければいけない時が来るのだ。

 

とりあえず今が楽しければそれでいいという気持ちでオタクを楽しんでいる。EXILEもキスマイもファンが大事なのには変わりがない。こんなやつでも温かく迎え入れてくれればいいなという気持ちです。

 

長くなりましたが、このブログを最後まで読んでくださった方ありがとうございます。